「お勉強させてください」と言う前に
スタッフになりたいという人が、こんな言葉を口にしたそうです。
「お勉強させてください」
聞いた瞬間、思いました。それ、言う必要ありますか?
相手からどう見えるか、考えていますか?
その発言、誰のための言葉ですか
ビジネスの場では、自分の言葉が相手にどんな影響を与えるかを常に考えなければいけない。これはマナーとか礼儀の話じゃなく、純粋に「チームとして結果を出せるか」という話です。
「できるかどうかわかりません」という言葉すら出てこないなら、せめて「精一杯頑張らせていただきます」と言えばいい。前者は相手の不安を増やし、後者は相手の背中を押します。
プロデューサーとコンテンツホルダーの会話
コンテンツホルダーから「何のために頑張ってるの?」と聞かれたとします。
心の中で「見栄のため」「モテるため」と思っていてもいい。それは人間として自然なことです。
でも、チームとしての最善の発言は「あなたを勝たせるためにやっています」です。「私はあなたを勝たせることしか考えていません」と言えるかどうか。
最近めちゃくちゃ忙しいと聞かれた時、プロデューサーが「他の案件でこの人とあの人がいて時間がかかって…」と説明したとします。事実かもしれない。でも相手は「私以外のことに忙しいのね」と感じるだけです。
正解は「至らないところがありました。ここからはあなたのために時間を使います」そして「実はこういうプランを考えていました。次はこう、その次はこう」と具体的に見せること。
プレゼントにPRをつける
奥さんへの母の日のプレゼント、ただ渡すだけではもったいない。
「スーパーでも見たし、近くの花屋さんでもカタログを確認して、迷った末にここにした」
この一言があるかどうかで全然違います。これは「愛しています」という感情の言い換えです。
結果だけで感じてもらえるほど、人間関係はシンプルじゃない。プロデューサーがチームのために動いていることが伝わるからこそ、最初のプロモーションが振るわなかった時でも「もう一度やろう」と参加者が増えていくわけです。
想像力が言葉を育てる
「なんで田中さんはシナリオや訴求が次々出てくるのか」とよく聞かれます。
答えはシンプルで、一人一人と話すときに「この人にこれを言ったらどう感じるか」をずっと想像して生きてきたからです。引きこもりのオタクで人とあまりコミュニケーションを取らなかったのに、なぜか人の心に刺さる文章が書けてしまうのはそのせいです。
毎日の発言を適当に流していると、お客さんに何を言えば刺さるかが分からなくなっていく。逆に、日常の一言一言で「この言葉は相手にどう届くか」を考え続けていると、やがてそれが蓄積されていきます。
モテる人というのは外見や地位じゃない。「自分の発言で周りをポジティブにできる人」だと思っています。
音声でも聴けます
より落とし込みたい方は、stand.fm でも話しています。
田中祐一
P.S.
このテーマを話しながら、ふと気がつきました。
日常会話でもビジネスでも、発言の「出どころ」が自分か相手かで、全く違う言葉になる。自分の状況説明をしたいのか、相手の感情を動かしたいのか。どちらを先に意識するかで、使う言葉は変わってきます。
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